こんにちは。大阪の近藤です。
日もすっかり短くなり、すっかり秋(日中暑くないですか?)ですね。年々、春夏秋冬の間の季節の存在感が薄くなっている気がします。

突然ですが積読というのをご存知でしょうか。
朗読、黙読、積置を書の三読法と称した〜と積読の概念自体は明治時代からあったそうです。読まずに積んでおく、そして溜まっていくという意味です。

我が家に10年以上の長期熟成した積読本があります。
ウォーレンバフェット氏の自伝「スノーボール」です。上下刊あり、それぞれ700ページほどある長編で、触れては棚に戻しを繰り返し、今に至ります。連休もあり、バフェット氏も引退したので、今しかないと思い、腹をくくるに至りました。

読み応えがあり、凡人には理解し難い、投資の神様の日常や考え方を知る事ができます。日常はとても地味で、徹底的な習慣の継続を感じました。題名のスノーボールとは、複利により長期間を経て、とてつもない大きさにお金が膨らんでいくことを雪だるまに例えています。
複利の概念はお金だけではなく、知識、日々の習慣(食事、運動、睡眠等)、行動、あらゆるものに共通するのではないかと感じました。毎日を丁寧に過ごしていこうと改めて考えさせられる名著に出会う事ができました。
さて最近の作品では逢坂冬馬氏の「ブレイクショットの軌跡」が面白いと感じました。

同著者の第二次世界大戦中のソビエトのスナイパー女子(表紙に惹かれました)を題材にした「同志少女よ敵を撃て」が面白かったので、同じ著者の現代をテーマにした別の作品にも手を伸ばしてみたいと感じた経緯です。

人気YouTubeでお金との付き合い方を解説するカズ学長(恐らく両学長を模倣)、ピケティのr>g、最近私の日常で話題に出たワード等が出てくるので直ぐに引き込まれました。カズ学長に才能を見込まれ、師弟関係を結ぶ未来ある若者達が事件に巻き込まれていきます。
そして学長が反社会的勢力に関係しており、うんぬんかんぬん。実際の両学長が、悪のビジネスモデルと繋り、大金を貪っているのではないかと勘違いしてしまう程の描写や世界観が必見です。8つの物語と個性的な主人公達が絡み合っていくストーリー展開がとても興味深いです。
